■正直、Tinderってどうなのよ?■
2017年だったか18年だったか、男性向け雑誌で「今一番ヤれるアプリ」としてTinderが紹介されることが何度かあった。
結果はどうだろう。アプリの使い方や女の子を落とすコツを全然知らない男が、何も考えずに大量流入し、女の子が一斉に引いてしまった、というのがぼくの見方。正直、有名になり過ぎて質は一気に落ちた。
この記事では、「Tinderの使い方」なんて、どこにでもありそうなことは一切書かず(ほかでも解説はたくさんあるので、そっちを参考にしてほしい)、ぼくの正直な感想を記していく。
■Tinderにいる困った人たち■
露骨にワンナイト目当てで、メッセージをやり取りする情緒もないような男ばかりでは、「ネットの世界で、普段出会わないような素敵な、あるいは面白い人と楽しく会話したい」という女の子が興味を失うのは当然のこと。
更に、最近では業者がとにかく多い。ぼくが今までに見た中で、特に目についたのは、
◆白人のセクシーなお姉さんのアカウント。ほとんどが二十代前半。
Instagramのアカウントにリンクしていて、プロフィールに「Tinderあんまり見ないので、Instagramでメッセージください」という趣旨のことが書かれている(英語)。
そこでInstagramに移ってDMを送ると、「近くに住んでるから、会ってセックスしてあげてもいい。ただし、ライブショーの人気投票に参加していて、1位を獲りたい。(1ドルか2ドルか)登録費用は安いので、協力してくれないか。もちろん、お礼は体でたっぷり払う」という定型の返事が届く。
登録したことなくて、その先どうなるのかはわからないが、詐欺っぽい雰囲気が漂っている。
白人×下着画像×Instagram誘導、という3点セットは、Likeしても無駄なので避けていきたい。
◆東南アジア系のレディーボーイ。早い話が出稼ぎに来ていて、客を探している。
プロフィールに最初からLINEのIDを書いているので、すぐに判別可能。中国人観光客も相手にしているのか、WeChatアカウントも載せていたりする。あとは職業欄に「フリーランス」とか「モデル」とか書いてあったら完璧だ。
興味本位で何度かアクセスしてみたところ、新宿のホテルに長期滞在している傾向があり、その部屋に行って、事を済ませるような流れが多いようだ。
残念ながら、かかる費用は安くない。日本で風俗のお世話になるのと変わらないだろう。東南アジアの、美しく整形した元お兄さんと、後腐れなく遊んでみたいという方には、いいかもしれない。
余談だが、中東某国でTinderを開いたときも、やはりこの手の出稼ぎ嬢がたくさん現れた。金のある国には、このアプリで客を引くコールガールが集まって来るものらしい。
あとはパパ活女子なんかもたまに見かける。ただ、すぐに通報されるのか、目的を果たしたらさっさと雲隠れするのか、アカウントを消してしまう人が多く、入れ替わりは激しい。
もし興味を引く女の子とマッチしたら、早めにLINEを聞いて移行するのが得策だろう。
長くなるので、続きは次回。