食事で緊張を解きほぐすポイントとは? |
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Sちゃんと数分歩き、事前に目星をつけておいたランチのお店へ。外国人と話すときは、必ずしも流暢な日本語で会話ができるとも限らないので、なるべく席がゆったりしていて、静かな場所を考えておきたい。
この日は、比較的リーズナブルな和食のお店にした。
入店し、無事に注文を終えると、Sちゃんとお喋りタイム。向こうも日本人男子とのデートで緊張しているのか、あまり会話が弾むような感じではないが、台湾時代から大学で日本語を学んでいたというだけあって、幸いにもコミュニケーションは取りやすかった。
これが日本人の女の子が相手だと、家族とかプライベートな話にどこまで切り込んでいいのか微妙だったりするし、本当に話題を見つけにくいこともある。しかし、外国から来ているということで、どういう経緯で留学を決めたのかとか、今はどんなところに住んでいるのかとか、学校はどんな感じかとか、相手の話を引き出すきっかけは多い。
注文した料理も届き、食事をしながら話していると、だんだん打ち解けてきたようで、Sちゃんの口数も徐々に多くなってきた。よかった
日本のラブホで海外女子の興味を引く |
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ランチを終えたら、「少し歩こうか」ということで、お散歩タイム。これも日本との比較になって恐縮だが、日本人の女子は歩くのを嫌うことが多い。だが、海外の人は、とにかく散歩が好きだ。下手をすると一日中歩いているのではないかと思うくらい(唯一、タイの女の子は、すぐにタクシーのお世話になりたがるようなところがある。バンコクあたりに行っても、やたら暑くて、公共交通機関が発達していないので、そういうことになるのだろう。これは特殊な事例)。
Sちゃんも散歩は嫌いではないようで、お店を出てから、いろいろな看板を指さしては「これは何?」と尋ねつつ歩いていく。それについていくぼくは、一見、うろうろとあてもなく歩いているように見せかけて、実は繁華街の奥にあるホテル密集地帯へと、さり気なくSちゃんを誘導。
何も考えずに、看板ばかりに注目して歩くSちゃん。ふと気がつくと、一面ラブホテルに囲まれたいかがわしいエリアに入り込んでいるのだった。
ここですかさず、ホテル行きを打診。
【ぼく】「ねぇ、ちょっとホテルで休憩していこうよ。日本のラブホテルに入ったことないでしょ?」
【Sちゃん】「ホテル? 初めて会ったのに?」
【ぼく】「日本のラブホテルは、鏡張りだったり、部屋がかわいかったり、おもしろいんだよ。嫌がることはしないからさ、入ってみよ?」
【Sちゃん】「そうなんだ。じゃあ、入ってみようかな」
最初は戸惑った感じのSちゃんだったが、セックスには触れずに、楽しいところだと説明しながら畳みかけると、ちょっと興味を持ったよう。大した抵抗もなく、密室に連れ込むことに成功した。
もちろん、「嫌がることはしない」と言いつつ、セックスをしなかったわけはないのだが、その話はまた次回。
次はSちゃんの許可を得て撮った写真も数点載せられると思う。