Tinderに棲息するあんな人こんな人

 以前、このブログでTinderを取り上げた際にも触れたが、利用者数が多いこのアプリ、本気で相手を探している人だけではなく、怪しい人々も蠢いている
 今日は改めて、どんな人がいて、どんな傾向があるのか、説明していきたい。

 それらの人々の全てが悪者ということはなく、目的によっては非常に話の早い、便利なツールとして活用できないこともないこの投稿は、楽しくこのアプリを使えるよう、知っておいていただきたい点をまとめてみたものだ。



 プロフィールにLINEのIDを載せている人

 1枚目の画像で、本人と思われる写真にLINEのIDを添えているタイプと、自己紹介文にIDを書いているタイプの二通りがある。いずれも100%、外国人のコールガールと思って差し支えない。
 多いのは東南アジア系。タイやフィリピンから来ている女性が中心という印象だ。ただし、中には白人、それも美人の若いロシア人なんかもいたりするから、侮れない。
 念のため言っておくと、タイ人は半分くらいがレディーボーイなので、その道に興味のない方は、十分注意されたい(整形した元お兄さんの方が、変な女性よりもよっぽど美人だったりするのだが)。

 過去に何度か、LINEでともだち追加して、いろいろ話を聞いてみた。平均的には、1回2万円で、マッサージとセックスがついてくる。場所は、女の子が止まっているホテルの部屋。不慣れな場所で待ち合わせする必要もなく、ホテル代が余計にかかることもない。合理的だ。

 何にせよ、楽しくごはんを食べて、流れでセックスを狙うようなマッチングアプリの使い方には合わないので、そもそも右スワイプしないのがいいだろう
 大体、彼女たちはTinderを、LINEのIDを知らせる広告用に使っているだけで、どうも、ほとんど使っていないような気配もある。こっちが右にスワイプしたところで、Tinder上でマッチングが成立する可能性は極めて低いと思われる。やめておこう。あるいは、興味があるのなら、直接LINEしてみるといい。外国人との割り切りに興味がある男性にのみ、オススメのアカウントである。

 このタイプの女性たちは、LINEだけではなくWeChatアカウントも載せていることが多い。日本に来て開放的な気分になっている中国人観光客を狙っているのか、あるいは自分が日本と中国を行ったり来たりしながら商売しているのか、真相は不明だが、SNSのIDを積極的に公開しているアカウントは怪しい、と思っておけばいいだろう



 「せふ募集」と自己紹介している人

 要するに、Tinderでセフレを募集しています、という話なのだが、これは業者である。誰でもいいからセフレになってください、なんて話、まぁない。女性側は、放っておいてもたくさんの男から言い寄られるのだから、その中で選べばいい話。わざわざ不特定多数に向かって「セックスしたいです」なんて言うはずない。

 この手の女性は、やはりLINEを公開している場合が少なくない。ただし、プライベートのアカウントではなく、LINE@である。露骨に広告宣伝用だろうと突っ込みを入れたくなるところだが、ともだち追加してみると、ひとまずはまともに会話してくれて、これが案外面白かったりする。サービスでエロい自撮り(どこで拾ってきたのかは知らない)を送ってくれるおまけもついたりする。
 最終的に、このLINEアカウントを消すとか何とか理由をつけて、有料サイトに誘導しようとしてくるので、その時点で会話を終了してしまえば、何の損失もない。

 LINE@については、緑色のマークがついているのが、LINEが認めた公式アカウントグレーは勝手に公式を名乗っている商業アカウントや、個人が開設したものだそう。もちろん、「せふ募集」は全てグレーだ
 なお、LINE@が全て悪いのかというと、そんなことはなく、以前行ったガールズバーの女の子とLINE交換したら、LINE@だったことがある。お店の営業用に、プライベートのアカウントと分けてLINE@を使っている人もいたりするので、一律に嫌うものではないだろう。


Tinderに頻出する怪しい用語
 我々日本人は、中学と高校の少なくとも6年間、英語を勉強していることが一般的だが、その学習の過程ではお目にかからない謎の言葉をTinderで目にすることがある。
 せっかくなので、覚えておいて損しない略語をご紹介しておきたい。

◆ ONS
 One Night Stand、要するに一晩だけの相手、という意味。わざわざ「今夜だけの関係で」と期限を区切る理由はよくわからない。いい感じだったら、その後も継続すればいいのではないかという気もするのだが、こんな言葉があちこちで見られるのが、Tinderの不思議である。

◆ FWB
 Friend with Benefit(s)の略で、そのまま訳すと「利益のあるともだち」。「利益とは何ぞや?」と思うと、「気持ちいいこと=セックス」という意味なのだそう。ともだち関係でも、身体に限らずいろいろ特典がありそうなものだが、この略語が出てきたときは、友人にセックスがプラスされた、何のことはない、セフレという意味だと捉えておこう。


 InstagramのIDを貼っている美人

 ほぼ白人で、稀にアジア人が混じるが、全て英語でプロフィールを書いている。

 ワンナイトでもいいとか、セフレも悪くないとか、いろいろ刺激的なことが書かれていて、「このアプリにはほとんどログインしないから、InstagramのDM送ってね」という流れだったら、例外なく業者だ。

 Instagramで実際にDMを送ると、日本に住んでいると言う。東京でマッチした相手に関しては、例外なく「家は銀座」と言うから、何かその業者の中で、銀座という街の認識が間違っているのではないかと不安になる
「セックスしたいなら、会ってあげるよ」と言いながら、「ただし、ライブチャットのモデルでランキング1位になりたいから、投票してくれたらね」と続く。そのライブチャット、登録料は1ドルで、それ以外の料金は一切かからないと主張するのだが、実際、クレジットカード情報が抜かれて、どう悪用されるのかわからない
 三面記事にも取り上げられていないところを見ると、引っかかる人がいないのか、大した被害もないのか、詳細は不明だが、危ない感じがして、登録まで踏み切れていない。どなたか挑戦された方がいれば、顛末を教えていただきたい。

 そんな限りなく架空の設定の人物であるからして、投票したところで、ほんの1ドルでセックスさせてもらえるなんてことは、ないだろう



 数千キロの彼方にいるロシア系

 続いても白人だが、今度は日本に住んでいない。ロシア、ウクライナ、ベラルーシあたりにお住いの、うら若き美女である(今は美しくても、10年くらい経つと太ったおばちゃんになるんだろうな、と考えると、複雑な気分になる)。
 中には、日本に興味があって、課金して現在地を変えている人も混じっているらしく、見極めは少し難しい。比較的早期にLINEに移行して、プレゼントを求めてくるような人がいたら、要注意だ。

 ぼくが過去にLINEで話したのは、ウクライナのキエフに住む二十代半ば。モデルをやっていて、何度か日本にも来ている。来月また行くから遊ぼう、などと調子のいいことを言ってきた。
 適当に話を合わせていると、突然「明日が誕生日だから、花を贈ってほしい」と言い出した。無論、東京からキエフへ生花を明日までに届けることはできない「それは難しいよ」と答えると、「オンラインで注文できる近くの業者を紹介するから、そこで買って送って」と。そこまでして見ず知らずの男からの花がほしいものなのか、ウクライナ人はもらった花束の数でモテ自慢をするのか、そもそもロシア語のサイトしかろくに整えていないような業者に頼んで、きちんと花が手配されるのか、突っ込みどころは、これまでの例以上に満載である。
 クレジットカードの情報を抜こうという怪しい業者だと判断し、そこで会話を終了させてしまった。あるいは、そのまま突撃して、カード情報を渡してしまったら、もっとおもしろい話が書けただろうか。
 何にせよ、危な過ぎて、それ以上近付けない案件だった。



 以上、Tinderには数多くの怪しげな人々が棲息している。それらの襲撃をかわしながら、本当に遊べる相手を見つけることに、ぜひ全力を注いでいただきたい。
 更に、「これは一体何なんだ?」という謎の事例に遭遇したら、ぜひ夜遊びサロンのネトナンチャンネルに投稿してほしい。その道の専門家たちが、詳しく説明してくれるはずだ。

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