このブログでは何度も取り上げている「Oriental Lounge」ですが、ひとりでは入りにくいのも確か。ぼくも何度か、身近なところで連れを見つけて行っています。
しかし、地方に旅行した際など、どうしても一緒に行く人が見つからないこともあるでしょう。今回は、そんなときに役立つ公式アプリを解説してみます。
料金システムについて
2021年5月1日から「Oriental Lounge」の料金システムが変更になっています。この表は、それ以降の最新のもの。
注意点としては、男性がひとりで入る場合に「シングルチャージ」が設けられました。税込500円だそうです。大した金額ではない感じもありますが、早い話、「ひとりで来られると相席できないことが多く、『飲み放題単独』料金しかもらえないので、少しでも収入を上げる&連れを見つけて来てもらう」ことを狙っているのでしょう。
ただし、相席時の料金は若干下がり、エリアA・Bとも平日は、これまで税別500円または600円だったのが税込になっています。そんな長居はしないでしょうが、100分相席すると、お得になった分でシングルチャージが相殺される形ですね(実際、そんな長時間話すほど、単独女性はいません)。
ちなみに、週末は税込660円が650円に、770円が750円に、と若干の下げ方。週末は混みますしね。平日に複数人で行くのが一番いい、ということがわかります。
連れを見つけるためにアプリを利用
先日、ぼくが大阪に行っていたとしてください。
大阪府の要請で、飲食店がどこも21時には閉まってしまう時代。梅田界隈の立ち飲みも例外ではなく、「まだまだこれから」という時間に放り出されることになりました。そんなときに便利なのが「Oriental Lounge」。いいのか悪いのかは置いといて、年中無休で朝まで営業しています。
ただ、ふらっと行こうにも、ひとりだと困るんですよね。まわりのお店が全部閉まって、みんなが流れてくる時間帯ですから、ふたり以上のグループを優先して、ひとりは断られる可能性が高いんです。
「Oriental Lounge」では、ひとりでは入店できない場合をサイトに明示しています。
・お一人様入店に関して「平日はオールタイムOK」
金土祝前日の混雑時はお断りさせて頂いています (特に21時~24時は入店お断りが多いです)
※「渋谷本店」のみ、お一人様入店できません。お近くの「渋谷駅前店」にお願いします。
混み方によって、意外に入れることも、入れないこともあるようですが、概ね週末のひとり客は断られます。平日は「オールタイムOK」と言いながら、混む場合はダメな予感もします。
ちなみに、某所で金曜の夜、21時よりも早い時間で、ひとりは断られました。「このあと混むだろうな」という予想があったのでしょう。まぁ、目の前のカウンターに空いている席がある以上、通してくれよ、というのが客としての意見ですが、相手も商売ですし、ただでさえひとりの女性客は少なくて相席させ辛いんだから、仕方がない。
この時期、ほかに選択肢のない人が大勢流れてきますから、週末に限らずひとりは厳しい予感。困った。と、そこで役に立つのが、公式アプリ「SOLOTTE!」です。
「SOLOTTE!」とは
公式アプリとして無料配信されている「SOLOTTE!」は、最近までiOS版しか存在しませんでしたが、現在はAndroid版も提供されており、ほとんどのスマートフォンユーザーがお世話になることのできるもの。
その機能は大きくふたつ。「SOLOTTE」ページから使える掲示板と、「店舗アプリ」に遷移して各店の状況を見られる画面です。
「SOLOTTE」ページの機能
アプリを立ち上げると、「マイページ」が表示されます。ここが「SOLOTTE」側(Androidでは、右上のボタンで「店舗アプリ」に移ります)。
「掲示板」をタップすると、これから一緒にお店に行きたい人が投稿していて、ちょうど同じタイミングで同じ店舗に行きたい人を見つけたら、メッセージを送れるという仕組み。もちろん、「掲示板投稿」から自分の募集を載せることもできます。
ぼくはここで、同行者募集ではなく「茶屋町店にはひとりで入れますか?」という質問を投稿しました。すぐに何件か返事があって、どれも「最近は厳しい」というもの。ただ、「SOLOTTE!」をマメにチェックする人たちですから、同行者を探していることが多く、ありがたいことに「よければご一緒しませんか?」と誘っていただけました(その話は後ほど)。
なお、「お知らせ」ページを開くと、各店舗の臨時休業やイベントの情報が載っていますので、目的のお店が休んでいないかなど、事前に見ておきましょう。
「店舗アプリ」の機能
さて、「店舗アプリ」に移動すると、「SOLOTTE」ページとは違って黒を基調にした落ち着いた雰囲気。予め「お気に入り店舗」を登録しておくと、最新の入店状況を見られます。基本的に、無料で飲食できる女性の数が先行しますが、やがて男性の割合が多くなって、深夜~朝を迎えるのがいつものパターン。あまり早い時間帯はお客さんが全くいない場合もあり、男性客が一番乗りしようとすると追い返された経験もありますので、「店舗アプリ」で店内の状況を窺いつつ、入店するタイミングをはかるのがいいでしょう。
「チェックイン」というメニューがありまして、入店した際は、iPadに表示されるQRを読み込むのを忘れずに。どうもこれで入店時にかかるチャージの有無を判断しているようです。また、何度も通うと少しずつ会員ランクが上がって、特典がつくみたい。ぼくは一番下の「レギュラー会員」のため、どんな特典があるのかは、よく知りませんが。「優先入場」とか「相席ローテーション優先」とか、ちょっと想像がつかないです。
それはともかく、いちいちサイトを開いて女性客の数を確認するのも面倒です。アプリを入れておきましょう。
初対面の同行者と入店
そんなこんなで、「ひとりは断られると思う」&「よければ一緒に行きませんか」とメッセージを送ってきてくださった方の中から、すぐに動けるという男性に「ぜひお願いします」とお返事して、待ち合わせ。面倒だったので、集合場所は茶屋町店が入っているビルの1階です。
21時でどこのお店も閉まるということで、ちょうどそのくらいの時間帯。駅に戻る人の波と、まだ遊び足りなくてうろうろしている若者に揉まれながら、なんとか現場に到着。すぐに合流したのは、ぼくと同い年か、少し下くらいでしょうか。爽やかな雰囲気の男性。もちろん初対面です。アプリにはほとんど誰も写真を載せておらず、一体どんな人が来るのか想像もつかないわけですが、相席ラウンジで女の子と話すために、初対面の相手と連れ立って行こうと考えるくらいですから、まずまともな人が来ると思っておいていいようです。ちゃんとコミュニケーションが取れる常識と社交性がないと、話にならないですし。安心しました。
ただ、「初対面なんですよ~」と女の子に言うと不思議がられると思い、古くからの知り合い(で、ぼくが東京から遊びに来ている)という形を取ることに、お店に向かうエレベーターの中で決定。女性が先行している時間帯の、男性ふたり組なので、受付後、すぐに相席となりました。
この男性のお話もおもしろくて、ふたりの関係をうまいこと説明するのに難儀したこともあり、どんな女性と相席したのかは全く覚えていません。ただ、「大阪の女の子って、話にオチがないと怒るの?」と聞いた際、「私も話は下手なので、気にしません」と言われたのが意外でした。
あまり長居しても、ということで、同行男性は1時間ほどで退店。このとき、「ひとりでもうちょっといても大丈夫ですか?」と店員さんに聞いてみたところ、「今は混雑しているので、おひとりだと、外でお待ちいただくようになります」と言われ、これは無理だと思い、ぼくも終了。貴重な体験をさせていただきました。
22時過ぎで夜が終わってしまったのかというと、入店前に某出会い系サイトに投稿したのに反応してきた二十代の女の子がちょうど梅田にいると言うので、合流してコンビニで酒を買い、ホテルにお持ち帰り。最初から泊まるつもりで連絡くれたみたいで、楽しい一夜を過ごしました。その話は、また別の機会に書いてみたいと思います。「出会い系サイトの実情」みたいな感じで。
「Oriental Lounge」に行くならアプリは入れておくべき
今回はひとりだったこともあり、アプリのおかげで連れが見つかって、混雑店に入ることができました。
しかし、ふたり以上だったとしても、チェックイン機能など便利に使えますから、アプリを入れておいて損はしないでしょう。そのうちどこかでぼくが掲示板に投稿して、これを読んでいるどなたかとご一緒できるのも、楽しみにしています。